タクシー運転手になって約20年にもなりました。これまで乗せたお客さんの中には、他の人には信じられないような人がたくさんいます。そんな人達の事を書いてみようと思いこのブログを始めました。すべて本当の事です。ただし個人を特定出来ないように配慮はするつもりですので、場所や時間などには多少は変えている事もあります。
最近はよく酷いお客の映像をテレビ等で見ることがあると思いますが、タクシーの運転手サイドからは、まあ、いるよねあんな人は、という声が普通に聞かれます。冷静に見れば分かると思いますが、決して運転手にケガをさせるまではしません。ケガをすれば傷害になるわけで罪が違います。酔って暴れてもそこは自制心が働くのです。ドライブレコーダーが付いてからは暴れる酔っ払いも激減しました。酔っていても映像に残る事が自制させているわけです。その上以前は、車内のトラブルは常に運転手が悪い事にされていました。馬鹿な管理職と馬鹿なタクシーセンターの職員はお客の肩を持つわけです。当然お客と喧嘩するより運転手を叱る方が断然楽だからです。しかし実際に映像が残ると、いくらタクシーセンターの職員が馬鹿でも分かるわけですから、お客も自粛せざるを得ないのです。
ところが今年の1月1日に乗り逃げをしたお客がいます。その話は場所も時間もすべて本当のことを書くつもりです。実は去年の正月にも乗り逃げをしようとした人がいました。2年連続という事です。正月から乗り逃げをするような罰当たりな人はそうはいないでしょうから、それを2年連続となると宝くじの1等が当たる確率くらいはありそうです。詳しくは後々に書きます