２０１９年の正月
何故か正月に2年連続でトラブルがあり、2度あることは3度あるのか、3年目の正直か、また何かあるかもしれないので、休みにしようかとも思ったのですが、何かがあったなら、むしろ面白いので、出る事にしました。結論を言ってしまうと、残念ながら今年は何もありませんでした。平穏無事な正月でした。何かあったらブログのネタになるので、それはそれでいいと思っていたのですが、何も無いに越した事は無いでしょう。
あちこちの神社に行列ができ、随分と信心深い人が多いと、少し嫌味に思ったりするのも毎年の事です。穏やかで静かな東京は正月ならだと言えるでしょう。去年は災害の年だったと言えると思いますが、今年は大丈夫そうだと思ったりしました。しかし、今年の正月に関しては何も書くことがありません。しょうがないので、少しおかしいのかと思ったり、変わったことを言った人の事でも書く事にします。
最近は少し減った気がしますが、なんでも大丈夫と言う人がいます。例えばレシートはよろしいでしょうかと言うと、大丈夫ですと応えます。セブンイレブンの前に止めてくださいと言われ、ここでいいですかと聞くと、大丈夫ですと応えます。何が大丈夫なんですかと、聞きたくなります。話し方が丁寧で優しい感じの女性に多いいのですが、「次の角を右に曲がっていただけますか。」というような疑問形で言ったりする人がいます。単純に丁寧に言っているだけだとは思うのですが、何か違和感があります。
そういった違和感のあるという程度の事ではなく、おかしな事を言う人で最近困らされたのは、吉祥寺の駅で乗られた中年の女性で、どちらに行かれますかと聞くと、「田中さんち。」と言うのです。私が「それだけでは分かりません。」と言うと、「えー」と言われました。道案内も出来ないし、住所も分からないと言うので、その田中さんに電話をしていただき住所を聞いてもらいました。
行き先を聞くと、セブンイレブンとかマクドナルドとか言う人は案外います。当然真っ直ぐ行ったところのセブンイレブンだと思ったら、次の交差点を右に曲がったところのセブンイレブンだったこともありました。どちらのセブンイレブンも同じような距離だったので、「セブンイレブンと言ったでしょ。」と怒ったあなたは頭が悪すぎます。
また、少し前のことになりますが、荻窪の駅で乗られた若い女性は、行き先を聞くと「墓地。」と言うので、「墓地と言われてもわかりません。」と言うと「分からないんですか、墓地というのはお墓のことです。」と言われました。何かの冗談かと思ったのですが、真面目な顔で言うのでした。信じられないかもしれませんが、本当のことです。
おかしな事を言う人
つい最近乗せたお爺さんは、三鷹市三鷹台一丁目・・・と言うので、三鷹台という地名は無いと思いますと言うと、ナビで調べてくれと言うのでした。しかしやはりそんな地名はありません。「自宅ではないのですか。」と聞くと、「自宅だけど自宅の住所を覚えるのは大変じゃろ。」と、訳の分からないことを言うのでした。
困った私は、自分でも何故そんなことをしたのか分からないのですが、グーグルナビで音声入力してみると、何故か案内が出たのです。どこと間違えたのだろうと思いながらも、お爺さんに「取り合えずこの誘導通りに行きますけど、道が分かったりしたら言ってください。三鷹台駅の近くですよね。」と言いました。当然そのお爺さんは駅の近くだというので、ナビの案内よりも駅に向かうことにしました。ナビも駅に向かっていましたが、牟礼二丁目の交差点から駅前の通りに向かわず、人見街道側に向いていました。私は誘導を無視して駅に向かおうとすると、「お、このサミットは知ってる。右に行ってくれ。」と急にお爺さんがそう言うのでした。ナビの誘導どうりなのでした。
「次を左に。」とお爺さんが言います。ナビも同じです。いったいどうなっているのか、何故ナビはありもしない地名を誘導できるのか？。お爺さんが言います。「次を右だな。」ナビも同じです。「突き当りを左に曲がって三件目の前で止めてくれ。今日は真っ直ぐに帰れて良かった。この前はグルグル回って大変じゃったからな。」と言うのですが、それはそうだろう、このおじいさん相手ではまともに着けるわけはないだろうと思いました。しかしナビの目的地も全く同じなのでした。私は狐につままれたような思いで住所を見ると、三鷹台ではなく、井の頭なのでした。「三鷹台ではなく、井の頭の一丁目ですけど間違いないですか。」と聞くと、「おーそうじゃった、井の頭じゃった。」とそう言うのでした。
いったい何が起きたのか、どうしたら三鷹台を井の頭と聞き違えるのか、これは奇跡なのどろうか。間違った地名で、正しい目的地に誘導したグーグルナビは凄い。どういうことなのか分かる人がいたら教えてください。
とにかくグーグルナビが凄いのでしょうか。